食育とは想像だ!イノシシから学ぶ「命」の物語


こんにちは、イノシシハンターのハヤシはしる(@dxxb1212)です。

先日こんな電話がかかってきました。

「シシが捕れたき、捌くの手伝ってくれんかえ? 」

翻訳
「イノシシを捕まえたので、捌くのを手伝って欲しい」

隣町の猟師さんからでした。

車を走らせ隣町に住む猟師さんの元へ、、、

※激しめの画像があるので無理な人は閲覧注意

猪がシシ肉になるまで


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こんな感じで軽トラに寝てはりました。
(ハヤシは寝グセが半端ないですw)

そして、シシの体にスプレーで日付を書き
皆で仲良く記念撮影。パシャリッ!

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ではなく、これは猟友会へ提出する”捕ったよ〜”という証明です

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今回のシシは70キロのメスでした。結構でかい!シシを掲げているのは旅する百姓えんたくさん。いい笑顔ですね。

全身脱毛

精肉作業でまずやることは全身脱毛です。毛穴を開かせたいので、シシにかけるためのお湯を沸かします。

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もちろんガスではなく、薪を使って火を起こしますよ。これぞ田舎暮らしだぁ。

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ざぁーーーっと、全身に。

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お湯で毛穴が開いているところをガリガリして毛を削ぎます。なっかなか毛が抜けなくてこの作業がめちゃめちゃ大変でした。

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綺麗に全身脱毛できました。メスだったので、きっと喜んでいます。
(脱毛のアフィリエイト貼りたくなった笑)

脱毛したいあなたにはこちらがオススメ笑


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削ぎきれなかった毛はバーナーで焼きます。これで綺麗だ。

人間はバーナーでやると火傷するので脱毛したいあなたにはこちらがオススメ笑
 

精肉作業

毛を削いだら、すべて水で洗い流し、いよいよ精肉作業です。

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内臓を引っ張りながら、筋膜を切っていきます。

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ズルズルズルゥゥっと内臓が出てきました。

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これは心臓。動脈が大きいですね。

左上のさらに大きいのが肝臓です

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裁断してこんな感じになりました。

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夜にすぐ食べるので臓器たちは水に浸けて血を流し綺麗にしました。

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これは乳首です。8つくらいあったんですが5つの乳首がビンビンに立っていました。これは子供が5匹いた証拠で、子供たちはそれぞれのMy乳首を吸うので、ビンビンになった乳首の数で子供が何匹いたか分かるそうです。

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ナイフで肉を断ち、二人がかりでバキッと背骨を折ります。

上半身と下半身をそれぞれ捌いていきます。

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なかなかに脂がのっていて、最高に美味そうぅぅ

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最終的にあの大きな猪がこんな感じのお肉になりました。

いやぁ結構時間かかりました。

肉が肉になるまでのストーリー

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今回、僕は「死んだイノシシを肉にする」ということをしました。正直、めちゃくちゃ大変でした。疲れました。肉が肉になるまでのストーリーを少し知ることができました。

この体験はめっっちゃ大事!!

田舎にいると、よくイノシシとか鹿の肉をもらえたりするんですよね。今までは特に何も考えずに、あざぁーっす!って頂いてました。今までの自分をぶん殴りたい。ここまでの苦労を全く知りませんでした。

その肉がどうしてそうなったか、どれだけの苦労があるのかそれを知ることはとても大事。感謝の大きさが全然違う。

さっきも言いましたが僕は「死んだイノシシを肉にする」をしました。肉になるまでのストーリーの一部にすぎません。


皆さんは
”死んだイノシシ”前のストーリーを想像できますか?

僕が思いつく限りのストーリー。

「捕まえたイノシシを殺す」

「山にいるイノシシを捕まえる」

「山に罠を仕掛ける」

「狩猟免許を取る」 などなど

あなたはどれだけのストーリーを想像できましたか?

食育とは想像だ

日本の食料廃棄量が世界でトップだということはもちろんご存知ですよね?

 

政府広報によれば、日本では年間1900万トンの食品廃棄物が出ており、これは世界の7000万人が1年間食べていける量だという。

引用:HEALTHPRESS 

イノシシを精肉して、というかこの記事を書きながら「食育とは想像だ」ということに気づきました。肉にしても、野菜にしても、その状態になるまでのストーリーをしっかりと想像できれば、食材や生産者に対する感謝の気持ちって自然に湧いてくると思うんです。みんながストーリーを想像できるようになれば食料廃棄って絶対に少なくなると思うんです。

なんで学校で教えないんだ?

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