【実話】クレーン車に轢かれて全身ズタズタになり、命の大切さを知った話

 

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9月23日、何の日かわかりますか?

 

 

クレーン車の日!!!

 

 

ハヤシのわずかな権力を使い
この日を国民の祝日にします。

 

僕がクレーン車に巻き込まれた日だからです。

 

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クレーン車との出会い

 

当時16歳。高1だった。めっちゃ懐かしい。

大会の3日前だったから、坊主だったなぁ。

大会前になったら練習終わりに道場でみんな一緒にバリカンで狩り合う。

 

2010年9月23日(木)

「行ってきまーす!!」

 

いつもどーり、柔道着とキンキンに凍った2Lのペットボトル入れたエナメルバックを持って。

 

雨が降ってたからカッパを着てた。
チャリで40分あれば高校に着いて練習してたのになぁ・・・

結局、高校やなくて病院に行くことになった笑

 

クレーン者が幹線道路沿いの店の駐車場から道路に出ようとして、タイミングを伺ってた。

 

 

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出典:NAVERまとめ 70tクレーン車重機の画像
⚠︎写真はイメージです。この会社と事故は一切関係ありません。

 

さすがに、これだけ大きいクレーン車の前通り過ぎるのはビビるでしょ?

 

だからクレーン車に先に行ってもらおうと待ってました。けど、全然進まないから、「先に行け」ってことだと思って、クレーン車の前を通ろうとした。

 

そしたらいきなり!

 

 

ブゴゴゴオオォォォ!!

 

ってクレーン車が動き始めて、あんなデッかいクレーン車が覆いかぶさってくる。

 

 

ヤバいヤバいヤバいヤバい!!

 

 

全力で叫んだ。

 

 

おるって!!

下おるってぇ!!!

ダボぉ!!(播州弁)

とまれやぁぁ!!!!

 

 

けど、全然止まらない。むなしかった。

 

 

 

あ、死ぬ

 

 

本気で死を感じた。自分の人生はここで終わるんだなって。

 

 

もう自分がどうなっているのかもわからない。

 

 

ブゴゴゴオオォォォ!!

 

 

でっかい音が背中を通っていく。チャリと一緒に全身がすっぽりとクレーン車の下に入ってた。

すんごい勢いで全身を道路に押し付けられて、痛いなんてレベルじゃない。

 

時間の流れがゆっくりだった

 

家出る直前の母さんの顔とか、熱気に包まれた柔道の練習風景とか、
今までの全てがすんごい速度で、同時に頭ん中をかけめぐる感じ。

 

あれが走馬灯なんだと思う。このまま死ぬんだなぁって、頭の中は結構冷静だった。

 

 

死ぬぅぅぅ・・・

 

・・・・

 

 

・・・・

 

 

・・

 

 

 

あれ?

 

死なない。

 

 

 

 

クレーン車の後ろ姿が目の前にあって、どんどん遠のいていった。

 

あれ?助かった。

 

 

 

 

 

生きてる!!!

 

 

本気で死んだと思ったのに、生きてた。九死に一生ってやつだ。

すぐ立ち上がって、道の端まで逃げた。後続車にトドメを刺されるって本能的に思ったのかな。

 


轢かれる→立つ→歩道に行く 

 

意識も失うことなく淡々と動いてた。

 

あの時の自分、本当にすごいと思う笑

 

道端に前輪と後輪が入れ換わってるぐにゃぐにゃのチャリがあって

排水溝に血がドバドバ流れてて、自分の状況を悟った。

 

こんな感じだった。
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出典:華川トマト祭り中継②

 

 

すぐに救急車で運ばれて手術。

 

「デブリードマンおよび分離植皮手術」っていうかっこいい名前の手術だった。

 

 

目を覚ましたらICUのベッドにいて、大事なところに管が入ってた。今でも思い出すとイテテテってなる。

 

横で母さんが泣いてて申し訳ない気持ちになった。けど、その時が一番生きてて良かったって思えた。

 

主治医の先生が来て、自分がどんな状態か知った。

皮膚が再生できないほどふくらはぎが削げてた。

 

あとはちょっとした骨折くらい。それだけだった。

 


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この経験以来ハヤシは走りまくった

 

 

若い人が全然いない病棟で、若い僕は大人気。

リハビリルームはハヤシのトレーニングルームと化した。

他の患者さんが食べない病食も食べまくった。

お見舞いの定番、エロ本もしっかり読んだ。

 

 

退院してからは勉強も頑張った。授業数が足りない僕のために授業をしてくれるのがすごくありがたかった。事故る前よりもどんどん順位は上がった

 

柔道も事故によって強くなった。脚の怪我で使えなくった技もあった。けど、自分にできることは何か必死に考えた。それで寝技がピカイチに伸びた。ハヤシSPという技も生まれた。

 

神戸新聞:大けが乗り越え柔道復帰ハヤシさん

 

 

毎日がほんと全力で、輝いてた。事故というマイナスの状況に行くことで毎日のように成長を感じられたからだ。

 

 

たくさんの人の支え

 

友達・家族・先生、いろんな人がお見舞いに来てくれた。

道場の子供達、先生、保護者の方々が千羽鶴を作ってくれた。

 

いろんな人の支えがあったから、入院生活もリハビリも勉強も楽しめた。

 

本当に感謝しています。ありがとうございました。

みなさんのおかげで今僕は元気に生きています

 

 

 

死を知ることで命は輝く

 

この経験がなかったら今の僕はいません。心から生きててよかったって思えたし、助かったこの命、一回きりの人生を全力で生きたいって思えました。この経験は必然でした。

 

今、僕の命は輝いています。

 

なぜなら死を身近に感じたことで、命を身近に感じたからです。

 

生きるってどういうことか身をもって理解しました。

 

だから、僕は絶対に自殺しないし、命も無駄にしたくない。

 

 

話がぶっ飛びますが、

 

日本人には死を知るってことが欠如してます。

なぜ、日本人は自殺が多いと思いますか?

なぜ、世界一の食料廃棄があると思いますか?

 

 

僕はこの問題の原因を知っています。

 

 

それは死を知る機会がないからです。

 

”死を知る”とは「生」「死」になる瞬間を知るということ。

例えば、スーパーに並ぶお肉もお刺身も全ては生きていた命なんです。

どこかの誰かがその命を殺してくれているから、そこに肉は並んでいるんです。

 

 

けど、日常では死への過程がざっくりと切り取られている。
命が死の上に生かされていることを知らないんです。

 

 

だから、「死を知らない」「命も知らない」

僕の命は輝いています。なぜなら死を知っているから。

 

 

 

 

 

 

 

 

あなたの命は輝いてますか?